家族、ころころ。

〜転がって、丸まって、そうしてゆっくり生きていく〜

家族を見つめるブログ、始めます。

初めまして、きーです。
外見も中身もどこにでもいる女子大生です。20歳です。
初めてあった人の8割は、「自分の友達に似ている」と言ってきます。
 
 
ブログを始めるにあたって、少々私のことについて書かせてください。
どこにでもいるような身長153cmの私ですが、両親の家庭内別居・離婚・再婚・養子縁組・シングル家庭を経験し、ころころ変わる家庭環境の中で生きてきました。
現在は、母親が1人、父親が3人、兄弟は、異母・異父兄弟を含めると4人います(曖昧なラインを含めるともっといるというミステリーツアー)。生活スタイルとしては、ばつ2の母親と、3人目の父親と私の3人暮らしです。
幼少期から、何もせずともころころ変わる家庭環境の中で育ってきた私は、必然的にも家族について様々なことを考えざるを得ませんでした。
 
「私にとっての家族とは何だろう。」
「何があれば家族になるんだろう。」
 
家族に関する様々なことを考えながらも、私は高校生の頃から、日本の社会的養護の下で生活している子どもたちについても関心を持つようになりました。
施設養護下で育った子ども達が思う「家族」って何だろう。
血縁関係のない里親・特別養子縁組家庭で育った子ども達が思う「家族」って何だろう。
私自身、2人目3人目の父親とは、普通養子縁組というかたちで親子になったので、「血縁関係の無い家族のかたち」である里親・養子縁組家庭に特に興味・関心を持ちました。日本の社会的養護下で育つ子ども達のために何かやりたい、もっと里親・養子縁組について知りたい、と。
大学生になってからは、NPO法人に所属し、不登校やいじめも含め、様々なことに生きづらさを抱える子ども達と一緒に楽しい時間を共有できるような活動をしています。 (とはいっても、大体は私が一緒に遊んでもらっているような時間になっています)。
様々な人と出会ってきて、「家族のかたち」が多様化しているのはもちろん、「家族問題」が多様化していることも知りました。事実婚、シングル家庭、ステップファミリーだけでなく、シェアハウスなどの家族のかたちもあれば、世間一般的と言われている家族がみんながみんな、悩みを抱えていないわけではない。
様々なかたち、生き方を知れば知るほど、面白いことだ!と思いました。時には話を聞いていて涙をこぼしてしまうようなこともあります。でも、聞けば聞くだけ、私の知らなかった考え方、私を励ましてくれる考え方が広がっていくんです。
そんなこんなで生きてきて20年。
私の話も誰かの何かになるのかな。
そんなことを思いながら、20歳であるうちに(というきっかけを無理やりくっつけて)ブログを始めてみます。
あくまでも全て私の経験から得た個人的な価値観・考えです。
それは違うよ、と思われることもあると思います。違うよ、の内容についても知りたいと思っています。
もし、私と似たような境遇でまさに悩んでいる人たちがいるのならば、こんな家族のかたちもあるんだ、こんな考え方もあるんだって、そんな軽い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。このブログの内容の一部は、家族について悩んでいた当時の私に伝えたい内容でもあります。家族を見つめ返す、自分のためのものでもあるのです。
こんな感じでほのぼのと書いていけたらと思っていますので、宜しくお願い致します。次回は、このブログで主に登場するであろう私の家族の紹介をしたいと思います。 読んでいただき、ありがとうございました^^